メマトイの纏(まつ)はる八朔 不意の客
大幣(おおぬさ)で祓はれ我は鬼となる 終戦記念日出征の記憶
迎え火や 猫らの先祖も幾柱(いくはしら)
顎鬚を釦(ボタン)に挟まれ 盆支度
土砂降りと神鳴りの音に驚きぬ つづけて嚔(はなひ)る猫の内股
颱風が向日葵踏み圧し北上す
歳時記の「夏」を収めて秋立てり
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